以下、Amazonウィジェットのテストも兼ねて。文章は友人Y君へのメールより。
…(前略)…
さて、こないだの話です。Y君の言うように文系的な世界の知識も知っておいたほうがいいのではないかと
僕も思います。この歳になって、自分の生まれた国の歴史や文化などをまったく知らないってのも
なんだなあと…。それからコンテキストを読み解く力(読解力っていうんでしょうか)も鍛えられるでしょうし。
そして「正解が一つでない世界」ってのも知っておいたほうがいいんだろうなあ…とも思いますし。
個人的な意見ですが、いわゆる文系の本も読んだほうがいいと思います。
僕も最近は読むようにしています。読書の秋ですって…。
そだよなあ、学生んとき文系の勉強ぜんぜんしてなかったよなあ、Y君は…(今思い出しましたが)。
ただ、こないだの話のように「文系ブートキャンプ」ってのはどうかなあ。
「1時間でわかる…」とか「1週間でわかる…」って本もあるでしょうけど
これで身につくことがY君が言っていたことと同じとは思えないんですけどね。
とはいえ、最初から難解な原典をっていうのも無茶ですよね。
片っ端からっていうのもなんだし…。難しいですよね。
で、とりあえず最近読んだ本からのお奨めから、
これからの世界の入り口になりそうなものをピックアップしました。
以下、個人的なお奨めなので「合わない」と思ったらご容赦のほど。
敬称略です。
これはウォーミングアップ。
・本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書) (新書)
平野 啓一郎 (著)
題名のとおり、「じっくり本を読んだらいかが?」って本です。
速読術ってのも最近はありますが、これはその反対ですね。
まあ、こういう読み方もあるんだってのを知っておくとよろしいかと。
知ってたらごめんね。
んで、最初はこれ。
・
17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義 (単行本)
松岡 正剛 (著)
著者は編集のプロ、この本は学生相手の講義の記録です。
学生時代にこういう風に教えてもらえればよかったのにね。
日本と世界、歴史と宗教と文化を横断的にざっくり述べてます。
この一冊で全てがわかるとは言いませんが
全体の流れが少し見えてきます。
で、次。
・
これで古典がよくわかる (ちくま文庫) (文庫)
橋本 治 (著)
日本古典を独自にアレンジした作品を書いている作家の
ひらがな・カタカナの歴史から日本の古典に関する本。
これも学生向けに優しく書かれています。
「源氏物語」とか「枕草子」とか「徒然草」とか
高校時代以来かと…そういった意味ではちょっと新鮮かしらん?
さて、次。
・
近代文化史入門 超英文学講義 (講談社学術文庫) (文庫)
高山 宏 (著)
さあ、こちらは英文学。大学の先生の講義録を再編集したもので、
そういった意味ではこれも学生向けです。
いわゆる正統派ではなく、シェークスピアからロマン派までを
ちょっと違った視点から論じています。
作家・編集者・研究者とバラエティに富んだセレクションでしょ?
えーと、補足しますね。
もし2冊目が気に入ったのなら同じ著者の
「日本という方法―おもかげ・うつろいの文化 (NHKブックス)」を。
こちらはもう少し突っ込んで日本の現代までが論じられてます。
3冊目が気に入ったなら…。
この作者は「徒然草」・「枕草子」・「古事記」・
「源氏物語」・「平家物語」などアレンジして著しています。
それからこの作家、小説以外の著作(評論・時評など)がお奨めです。
手ごろなところで「ちくま文庫」のものから…じっくり味わえます。
・宗教なんかこわくない!
・大江戸歌舞伎はこんなもの
・風雅の虎の巻
・これも男の生きる道
以上、新刊で入手できます。
4冊目、それぞれ原典にピンとくるものがあればそちらに。
も少し文学史を読みたければ仏文学の澁澤龍彦、独文学の種村季弘、
中国文学の中野美代子などの著書がお奨め。
ここらへんはまず図書館で探してみそ。
そもそも「文系って何」ってところもあるんだけど…
すいません、僕、政治経済方面は疎いのでよくわかりません。
それから心理学なんかもありますが
最近はすごく細分化されてるみたいで
お奨めの本はでよくわかりません。
とりあえず、ここまで。
お役に立てればなにより…また飲みましょう。
では。
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